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ヤ・ぽんスカのロシア語メモ

「これってロシア語で何ていうんやろ?」と疑問に思った言葉を調べて、書き留めているだけの自己満足なブログです。
2024
05,19

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2008
03,16
今日のタイトルは「自然の子供たち」です。

今日はこんなDVDを見てました。



「春にして君を想う」というアイスランド映画です。
画像にもありますが↑は邦題で、原題は「Children of Nature」だと思います。(アイスランド語で「Börn náttúrunnar」て書かれてたのですが意味がわからんので、たぶんそうかと。また調べてみます)
以前から一度見てみたいとは思ってたんですが、かなりの年月が経っていて、ほとんど前知識なしで見ることになりました。

長年住んだ家を離れたゲイリは、娘の家に身を寄せるが、孫娘にいやがられて、結局老人ホームへ行くことになりますが、そこで幼なじみのステラと再会します。
彼女は生まれ育った故郷で最期を迎えたい、と訴えるが、その故郷は今は誰も住む人がいない廃墟となってる場所。
しかし、ルームメイトの死を機に、ゲイリは彼女とその廃墟と化した故郷へ向かうが…、というお話。

物語としては、決して楽しくハッピーな話ではないけど、とても悲しい話というわけでもない。
アイスランドの美しい風景がそうさせたのか、どこかファンタジー的なものも感じました。
自分の中で整理をするのに少し時間がかかるかも。

アイスランドも日本と同じ長寿国なんですよね。
なので、老人ホームとか慣れないマンション暮らしとかの事情がすごくリアルに見えて、少し老後のことを考えてしまいました(苦笑)

でもそれ以上に考えたのはやっぱり「最期をどこでどうやって迎えるか」てことかな。
彼女の選択は、思い出のいっぱい詰まった愛すべき故郷で最期を迎えることでしたが、私の故郷は、というと昔の面影なんてほとんど残ってない開かれた住宅地ですから、そこで最期を迎えたいか、と言われたら首をかしげてしまいます。

もしかしたら、この「Children of Nature」というタイトルのように自然のもとでその命を終えるのが一番の理想である、私たちは自然の子供たちなのだから、というのがこの映画のメッセージなのかも、と思いました。

うん、そうかもしれないですね。
自らが望んだ場所で最期を迎えたステラがうらやましくなりました。

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ヤ・ぽんスカ
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2000年に興味半分でロシア(シベリア)に行き、そこで様々な体験に衝撃を受け(←おおげさな)、ロシアにはまり、ロシア語を勉強しはじめて年数だけは経つがレベルはなかなかあがらず。念願の(?)一人旅でもやっていけるぐらいのロシア語を身につけるのが目標。
ちなみに今まで行った都市は、モスクワ(2回)、サンクト、イルクーツク(2回)、ハバロフスク、ユジノ・サハリンスク。

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