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ヤ・ぽんスカのロシア語メモ

「これってロシア語で何ていうんやろ?」と疑問に思った言葉を調べて、書き留めているだけの自己満足なブログです。
2024
05,07

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2011
03,05
今日のタイトルは「陪審員」です。

さて、さっくりとまるまる1ヶ月お休みしちゃいましたが、またがんばって再開しようと思います。
その理由はまたいずれ。
すんごい形容詞っぽいんですが(実際「例の」とか「おなじみの」という口語的な意味を持つ形容詞としても載ってます)が今回のソレは男性名詞です。

ロシア版にリメイクされた「12人の怒れる男」をDVDを見ました。
陪審員制度のスタートに先駆けて公開された映画ですね。
以前こんなことを書いとりましたが、結局映画館でなく、レンタルで。。。
それはいいんですが、当初は160分という長さにおじけづいてなかなか見れなかったのですが、いざ再生しだすと、途中トイレに立つ事も無く、一気に見てしまいました。

見てみて色んなことを感じましたね。
まず感じたのが「ロシアは広いねぇ」
オリジナルもそうだったんですが、登場人物とのやりとりで所々人種差別的な要素が見え隠れするんですが、生粋のモスクワっ子とカフカス出身の外科医のやりとりを見てたら文化的土壌の違いみたいなのが見えて、スケールの違いを感じました。

次に感じたのが「ロシア人は法を守らない」
だって、登場人物がそう言ってんだもん(笑)
最近日露関係がなんかヤな雰囲気になってますが、外交にかかわる方はこのシーンだけでも見るべきなんじゃないか、て思ったり。

でもって、やはり「チェチェン」という要素が、ロシア版をロシア版たらしめてるような気がしました。
果たして法廷サスペンスドラマにここまで盛り込むか、てのも意見の分かれるところでしょうし、これでチェチェン紛争の全てがわかったつもりになってはいけないんだろうけど、少なくともこういう世界がいまでも存在していて、自分の身を置く場所がそうであってはいけない、ということだけは理解できた気がします。

ま、単純なリメイクというだけで終わらずに、世情的な要素や人間の心理とか単純に終わらないものがいい具合にミックスされた今時の映画なんだろうな、て感じです。

後から思い出すと、あの評議場に迷い込んだ鳥は何を意味してたんだろうか、とか
ラストシーンのあの犬が加えていたものは何を意味していたんだろうか、とか
考えだしたら気になってまた時間を置いたら見たくなるのかも。

でも、そうそう何度も見れるものではないので(なんせ160分だし)、見たくなった時はレンタルじゃなくて、買おうと思います。はい。

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ヤ・ぽんスカ
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自己紹介:
2000年に興味半分でロシア(シベリア)に行き、そこで様々な体験に衝撃を受け(←おおげさな)、ロシアにはまり、ロシア語を勉強しはじめて年数だけは経つがレベルはなかなかあがらず。念願の(?)一人旅でもやっていけるぐらいのロシア語を身につけるのが目標。
ちなみに今まで行った都市は、モスクワ(2回)、サンクト、イルクーツク(2回)、ハバロフスク、ユジノ・サハリンスク。

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