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ヤ・ぽんスカのロシア語メモ

「これってロシア語で何ていうんやろ?」と疑問に思った言葉を調べて、書き留めているだけの自己満足なブログです。
2024
05,19

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2008
09,15
今日のタイトルは「兵士」です。

今日もちょっと?重い話でございますが…。
たまたまテレビをつけっぱなしにしていたら、この番組が始まって、見入ってました。

NHKスペシャル「戦場 心の傷(2)ママはイラクへ行った」

今までにアメリカ軍は11万人の女性兵士を送り込んでいて、そのうちの3分の1が母親なんだそうです。
物資の運搬や、救護などの後方支援がメインだけど、イラクではいつ襲撃されるかわからない状況で、どこまでが前線かの境界線があいまいになってるんだそうで。
今回取り上げられていた2人の女性はもともとは災害時の支援などに活躍する「州兵」だったそうですが、イラクへの派遣命令がくだされ、その中で戦地のあまりの恐怖体験からや、襲いかかって来た子供を撃ち殺してしまった罪の意識などから帰国後に心を病んでしまい、子供達と触れ合えなくなってしまったんだそうです。

そんな母親たちがふえているという状況を、この番組は伝えていました。

命をそだて、慈しみたいという母親の本能と、戦争の状況下において、その守るべき命を奪わねばならなかった、との矛盾に苦しむ姿を見ていると胸がつまります。

またもう一人の母親は、2度目のイラク派遣が決まって、成長した子供達の理解を得る為に、自身の不安を隠して「大義名分」を語るしかなくて、苦しんでいました。
その人は役職を持ってるベテランだから、余計に「ホントはイヤなんだ」とか「行きたくない」て言えないんですね。

こういうのを見てると、よく戦争を扱った映画やドラマで「愛する人を守る為に」というのは、単なるこじつけでしかないよな、て思います。
といって、先の戦争で戦地に向かっていった人たちを責めるわけじゃないです。
おそらく、こういうのは一人の力ではどうすることも出来ない流れ、というものなのかな、と思ったり。
いや、その戦地ではそれこそ「愛する人を守る為に」という気持ちで闘っている人もいるのでしょう。
しかし、その対する相手にも守るべき人がいるはずなのに、人間ではなく魔物と思わせてしまうのが戦争ってものなのかも知れません。

そんな人たちがこれ以上増えないように、なんとかならんもんなんでしょうか。

とにかく、その母親たちの心の傷が早く癒えますように。

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ヤ・ぽんスカ
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自己紹介:
2000年に興味半分でロシア(シベリア)に行き、そこで様々な体験に衝撃を受け(←おおげさな)、ロシアにはまり、ロシア語を勉強しはじめて年数だけは経つがレベルはなかなかあがらず。念願の(?)一人旅でもやっていけるぐらいのロシア語を身につけるのが目標。
ちなみに今まで行った都市は、モスクワ(2回)、サンクト、イルクーツク(2回)、ハバロフスク、ユジノ・サハリンスク。

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